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機器のご紹介

当院は常に最新の眼科技術を追求し、最高水準の手術を提供するため、大学病院と同等以上の最先端の眼科機械を使用しております。

最新医療機器による眼科治療

半導体レーザー装置(CYCLO G6®)

当院では半導体レーザー装置CYCLO G6®を導入いたしました。中程度~末期の緑内障患者さんに対して有効な「マイクロパルス経強膜毛様体光凝固(MPCPC)」が可能です。MPCPCの特徴は、①術中疼痛が少ないこと、②合併症リスクが低いこと、③多様な緑内障病型に効果を示すこと、④外来通院でおこなえること、⑤複数回施行可能なこと…などが挙げられます。これらの理由から、現在では様々な大学病院でこの治療が行われています。施行時間は約10分ほどです。眼圧下降率に差はありますが、早い方だと翌日から眼圧下降がみられます。

【画像】CYCLO-G6_s.png

手術顕微鏡(Proveo8®)

眼科手術顕微鏡の上位モデルの中でも新しい機種となります(2019年5月時点)。レンズの特性上、難しいとされていた「高い解像度」と「深い焦点深度」の両立を実現した観察システム(フュージョンオプティクス)を搭載、従来より細かく繊細な手術も対応できるようになりました。また、数ある手術顕微鏡の中でも比較的大きなレンズを使用することで、術野の光を多く集めることができます。さらにその光を100%術者に届けるシステムにより、術野を照らす光量を減らすことができるため、患者さんのまぶしさをやわらげ、光障害を低減することにも繋がります。

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白内障手術ガイドシステム(VERION®)

白内障手術時に必要となる切開位置や眼内レンズ固定位置を、顕微鏡と通して投影する装置。従来の直接眼にマークをつけるといった動作がなくなり、患者さんの負担も軽減されました。また、均一な手術創を作成することが可能となり、術前に計算された予想屈折値と実際の術後結果との誤差を減らすこともできます。さらに、乱視矯正レンズや多焦点レンズなど特殊なレンズを挿入する場合や、術中患者さんの眼が動く場合にも有効なシステムです。

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白内障手術装置 CENTURION

近頃の自動車は、走行中に人や障害物をセンサーで検知すると、運転手がブレーキを踏まなくても自動的にブレーキをかけてくれるシステムがあります。これは事故を起こす可能性を少しでも低くするために開発された素晴らしい装置です。
眼科手術器機でも、そのようなシステムの開発が進んでおり、当クリニックで導入しております、アルコン社製センチュリオンは、術中の眼内圧を器械で検知した上、最適な眼内圧になるようにコントロールし、術中に起こりうるトラブルの可能性を少しでも低くすることにより、術者の技術+器械の制御システムが相まって、より安全な手術をすることが可能になりました。

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ハンフリー視野計(HFAⅡ)

大学病院と同等の機能が備わったモデルです。
より早期の緑内障検出に有効なSWAP、緑内障の長期フォローアップを可能にしたGPA、そして視野全体を1つの数値(%)で捉えることが可能な視機能指標のVFIが測定可能です。早期診断だけでなく、将来の進行予測が可能となりました。

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トノメータ TONOREFll

屈折度測定装置/角膜曲率半径測定装置/眼圧測定装置

・1つの装置で屈折度、角膜カーブ、眼圧の3つの検査ができる装置です。
・装置間の移動をなくし、スピーディーな測定が可能であり、患者様のご負担を軽減します。

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網膜レーザー装置(パスカルレーザー)

レーザー光凝固術は、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、網膜裂孔などの眼底の病気に対しておこなわれる治療法です。レーザー装置を用い、特定の波長のレーザー光で病的な網膜を凝固させることにより病気の進行を抑えます。

当院がこの度導入した、最新のレーザー光凝固装置は従来のものと比べ、痛みが少なく、眼へのダメージも軽減することが可能です。また、治療回数も少なくて済むため患者様の負担が大きく軽減されます。
 

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3次元眼底映像撮影 OCTAトリトン

この検査により、従来の診察だけでは分かりにくかった網膜の状態をカラーマップに変換して、 視覚的に非常に分かりやすく表す事ができるようになりました。
網膜の病気に対する治療方針の決定や、治療効果の判定に役立てることができ、早期発見にも非常に有用です。高画質で高解像度の網膜の断層画像と眼底写真を同時に得ることが可能な次世代の装置です。通常の眼底検査では確認できないような網膜の構造や視神経線維層をマイクロメートル単位で調べることができます。

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前眼部OCT CASIA2(カシア2)

CASIA2は非接触で目の表面(角膜)から内面(水晶体)までを、3次元撮影が可能な最新式の検査装置です。従来の検査装置では観察が困難な混濁症例の場合でも、撮影および観察が可能であるため病態の診断精度が向上しました。白内障術前後の検査、角膜混濁、円錐角膜などの角膜疾患の検査、閉塞隅角など緑内障検査に威力を発揮します。患者様の負担を少なく、適切な治療方針のご提供をさせていただくことが可能です。

【画像】CASIA2.jpg

緑内障レーザー治療(SLT)YC-200 S plus

眼科用ヤグレーザ手術装置は、主に後発白内障の治療や、緑内障の治療に用いられる装置です。集光性の高い光学特性を持つレーザを搭載することで空中プラズマ閾値1.6mJ 以下を実現し、少ないエネルギーでの照射が可能です。またSLT と呼ばれる開放隅角緑内障の治療に用いられる、線維柱帯への低侵襲でのレーザ照射機能を搭載しています。SLT 治療は照射痕が残らないため、照射の進行状況や結果を表示し術者
をサポートするSLT-NAVI 機能を搭載するなど、術者にとって使いやすい装置を目指しました。

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その他の検査機器

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